ウィッグのお手入れ・除菌水

ウィッグのお手入れ

 ウィッグはご自身の髪の毛のように毎日シャンプーする必要はありません。シャンプーの回数が増えれば、ウィッグはどうしても傷んでしまいます。ネットが緩くなったり、縮んだりして、着け心地が悪くなったり、髪の毛が抜けたり、絡んだり、切れたりし、スタイリングが保てないウィッグも見られます。
 特に形状記憶が施されていないウィッグはシャンプー後のスタイリングがとても大変です。

 株式会社明和企画のストレスフリーなウィッグ「Brilliant Breeze」はお手入れが簡単です。
 毛髪は高級人工毛カネカロン100%を使用し、ウィッグプロデューサーの鍛紀子がデザインしたおしゃれなスタイルが形状記憶を施すことで、半永久的に保てます。毛髪には抗菌・静電気防止などの加工を施しているので、埃や花粉が付着するのが軽減されています。

ポイント
高級人工毛カネカロン100%を使用
形状記憶処理でヘアスタイルを維持
抗菌・静電気防止

 日常のお手入れは10回から20回位被ったら、自宅で優しくシャンプーし、乾いたらササッと振るだけで元のスタイルに戻ります。スタイリングがとても簡単なので、汗をかいたり、埃が気になる時は何時でもシャンプーしてください。
 でも、やはりシャンプーの回数を重ねるとどうしても傷んでしまいますので、「除菌水」のご使用をお勧めします。

 2020年、全世界に「新型コロナウィルス感染症」が蔓延しました。三密を避け、今でも不要不急の外出を控えている方も多いことでしょう。それでもお仕事や通院、日々の買い物、ウォーキング・・・。まったく家を出ないわけにはいきません。自宅にいても、家族の前ではウィッグを被っていたい。という方もいらっしゃいます。

 外出すれば、埃や花粉だけでなく、人混みでは浮遊するウィルスも気になります。
 コロナ禍の中、マスクをし、手指消毒をし、帰宅したら玄関で着替える方もいらっしゃいます。

ウィッグはどうしていますか?
貴女のウィッグは清潔ですか?

 自宅では、自宅用のウィッグや帽子、スカーフを被る方が多いと思いますが、ウィッグを脱いでも、そのまま自宅内に持ち込むのは躊躇してしまいますよね。
 「Brilliant Breeze」は形状記憶、抗菌、静電気防止等の加工を施した高級人工毛なので「除菌水」が使えます。人混みから帰ってきたら、毛髪部分やネットに「除菌水」を噴霧してください。ササッと振れば元のスタイルです。「科学者が考えた除菌・消臭水」は高い除菌効果だけでなく、消臭効果もあるので、汗対策にもご利用ください。

 除菌水は除菌をすることで、汚れをつきにくくする。臭いを軽減することはできますが、汚れを落とすことはできません。10回から20回被ったらシャンプーをしてください。でも、ご自身が気になる時には何時でもシャンプーしてかまいません。常に清潔で安心安全なウィッグです。

除菌水をご利用になる場合は、以下のことをよく注意してご理解の上、ご使用ください。
  • すべての除菌水が使えるわけではありません。株式会社明和企画では「科学者が考えた除菌・消臭水」を推奨しています。「科学者が考えた除菌・消臭水」は高い除菌・消臭効果と弊社ウィッグへの影響がないことを確認済みです。
     参照:株式会社ユナイテッドスマイルズの「除菌水サイト」。https://jokinsui.jp/
  • 除菌水といっても色々なものが市販されています。「科学者が考えた除菌・消臭水」は弱酸性次亜塩素酸水です。アルコール消毒液、次亜塩素酸ナトリウム水溶液とは違います。それぞれの有効性に関しては厚生労働省のホームページをご覧ください。
     参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html
  • 「科学者が考えた除菌・消臭水」は特許取得製法「イオン交換製法(緩衝法)」(特許第5692657号)で作られた安心・安全な除菌水です。高い除菌効果・消臭効果だけでなく、手荒れの心配も少ないです。何よりも効果が持続(1年)します。
  • 「科学者が考えた除菌・消臭水」以外の除菌水をご利用になる場合は、除菌効果とともにウィッグ・人体への影響も除菌水のメーカーにご確認ください。
    アルコール消毒液・次亜塩素酸ナトリウム水溶液の使用はできません。
  • 「科学者が考えた除菌・消臭水」の効能・影響は多くの繊維製品に対しても確認済みですが、水に弱い絹・レーヨン・皮革製品等にご使用になる場合は、ご注意ください。
  • 市販のウィッグの中には水に弱い素材や水分によりスタイルがキープできないものもあります。他社様のウィッグに「科学者が考えた除菌・消臭水」をご使用になる場合は、ご購入されたウィッグメーカーや店舗に「除菌水の使用が可能かどうか」ご確認ください。

お手入れの方法はメーカー、ウィッグのスタイル・素材によっても違います。購入時にはお手入れ方法も確認しておきましょう。

簡単お手入れ(シャンプー)

  1. ブラシでウィッグの毛並みを整えます。埃等の汚れも落ちます。
  2. 洗面器かシンクに水かぬるま湯を入れ、日頃お使いのシャンプーをキャップ1杯ほど溶かします。
    ウィッグを振り洗い、押し洗いします。
  3. 水を替え、よくすすぎます。
  4. 水かぬるま湯にリンスを溶かし2~3分つけます。その後水を替え、よくすすぎます。
  5. 乾いたタオルで軽く押さえるように、タオルドライします。
  6. 形を整え陰干し、自然乾燥させます。
  7. 完全に乾いたら軽くブラッシングし、毛の流れを整えます。
     もしくは
    ウィッグを持ってサッサッと振れば、元のスタイルに戻ります。
  • ウィッグを着装された日は、軽くブラッシングして、埃等を落としてから、裏返して陰干しをしてください。帰宅時に除菌水をご使用されると安心です。
  • 通常は10回から20回位着装したら、シャンプーしてください。汗をかいたり、花粉や埃、においが気になったり、人混みに出かけた時など、ご自身が気になる時は、優しく洗ってください。
    ただし、洗いすぎはウィッグを傷めます。
  • ウィッグは耐熱繊維を使っていますが、ドライヤーなどの熱により形状記憶が取れてスタイルをキープできなくなります。
    ドライヤーは使用しないか冷風に設定してください。

サイズの調整

  1. ウィッグを被り、ゆるく感じる箇所をクリップでつまみます。
  2. ネットを裏返し、クリップでつまんだ箇所のネットの裏側を、数㎝ほど絡げてください。
  3. ご自身の頭回りにピッタリとフィットするように、何か所か絡げます。
    ・きつく絡げないように気をつけてください。
    ・表に返して、ブラッシングすれば、お気に入りのスタイルがほぼ保てます。

    脱毛に合わせて、ご自分で絡げられる(サイズ調整出来る)ので、いつ脱毛が始まっても、安心です。
  4. 髪が生えてきて、ウィッグがきつくなってきたら、絡げた糸を1本ずつ解けば、サイズもスタイルも戻ります。
    ・この時、ネットを切らないように気をつけてください。

着装時のワンポイントアドバイス

  • ウィッグを着装して、ブラッシングすると毛並みはストレートに近い、おとなしいスタイルになります。
  • 着装する前に霧吹きで水を掛けて、ウィッグをサッサッと振れば、ウィッグ本来のスタイルに戻ります。 この時に、「科学者が考えた除菌・消臭水」をご利用になることもできます。
  • 手櫛、指先を使って、毛並みをクルクルと整えれば、カールが効いた華やか雰囲気になります。
  • 特別誂えのネットと人工毛は、蒸れにくく、静電気も起こりにくいので、地肌にも毛根にも毛髪にも優しい素材です。
  • 直接脱毛した頭皮に被っても大丈夫なネットですが、インナーネット、バンダナなどを工夫されると安心です。